<aside> 💡 ポイント・論点



経緯

4月28日、NATOのStoltenberg事務局長は、スウェーデンとフィンランドがNATO加盟を申請した場合、加盟は迅速に認められるであろうと述べた(Reuters)。

5月12日、フィンランドの大統領と首相が合同で、NATO加盟への意思を表明した

NATO membership would strengthen Finland's security. As a member of NATO, Finland would strengthen the entire defence alliance. Finland must apply for NATO membership without delay. We hope that the national steps still needed to make this decision will be taken rapidly within the next few days.

同日、スウェーデンも翌週にも加盟申請を行なうと報じられた(Reuters)。

5月17日、フィンランド大統領がNATO加盟の意思表示を行うと決定した後、18日に両国はNATO事務総長に対し加入要望書を提出した


国際社会の反応

関連する国際法の論点

永世中立国か

将来の武力紛争についても中立を維持する国際法上の義務を引き受けた国(スイスやオーストリア)は永世中立国と呼ばれ、単に外交政策の問題として中立を維持している国とは法的に区別される。フィンランドとスウェーデンがそうした義務を負っているかが問題となる。

フィンランド